昨日は、大人の方のお楽しみ会を自宅のレッスン室で行いました。8名の参加でした。
それぞれ、クレメンティ「ソナチネト調」~ショパン「ノクターン8番」~ドビュッシー「バラード」~ショパン「プレリュードとロンド」~シューマン「異国から」&「トロイメライ」~ベートーヴェン「告別」1楽章を弾いていただきました。(2名は見学)
名曲ばかりです。皆さんのピアノ音楽に対する熱い思いが伝わるひと時でした。
「狭いレッスン室ですし、発表というよりも懇親会ですので、普段着的に弾いてくだされば良いですよ」とのこの企画は、逆に中途半端な緊張感となり、演奏する方は、気持ちの持ちようが難しい面もあったかもしれません。でも、時にはそれも良い経験になることと確信します。また何よりも、音楽を通しての仲間どうしでの屈託ないおしゃべりは楽しいものですしね。
大きな舞台に向けての真剣な準備とそれなりの緊張も貴重ですが、こんな時間も貴重かと思います。
ところで私は今回は弾きませんでした。
いや、でも、実は、皆さんが帰られてから、なんだか自分に物足りなさを感じたのでしたよ。
私としては、先週は旅行もあり、忙しさでピアノを弾く準備はろくに出来ず、ここは弾かないほうが無難であるとの判断でした。が、後の祭り。出来栄えなんて気にせず、私も熱い思いを発散させれば良かったぁと感じた次第です。
お祭りと同じく、やはり踊らにゃ損損、ですね。