秋のレッスン室より

秋は学校で合唱コンクール等イヴェントがあります。

音大を卒業して以来、合唱の伴奏に携わり、また今ではアマチュア合唱グループを指導いる私としては、ピアノの生徒さんが合唱曲の伴奏をレッスンに持ってきてくださると、なんとなく安らぐような、楽しいような、さあ音楽を皆で共に親しもう!みたいな感覚が湧きあがります。

今月は、中学生の生徒さん(3人とも)が、校内の合唱コンクールの伴奏に選ばれたと張り切っていました。

今年度は大宮市民会館大ホールでコンクールがあるという中学生もいて、生徒さんも普段以上に気合が入り、私もレッスンでは大いに乗って歌わせてもらいました。

中学生になると、部活動や塾との両立でかなりハードな様子で、そのうえピアノの練習となると、それどころでないといったところですが、合唱の伴奏は別です。クラスを背負っての花形ですから、身を削って練習に励み、頑張っているのがわかります。

先日、「最優秀賞でしたあ!」

とても嬉しそうな声で、こんな報告をしてくれた生徒さんもいました。

伴奏とともに、ソロも頑張ってくれた中学3年生もいて、受験集中体勢期間前の最後の思い出にとショパンのエチュードから「黒鍵」「別れの曲」をピティナステップで見事に弾いてくれました。

それぞれの生徒さんが頑張っている姿を見せていただくと、皆さん本当に素敵だなと思いますし、レッスンでピアノを通してお手伝いできることを心から嬉しく思います。

さあ、私も新たな目標に向かい頑張りましょう、ナンテ、蝶のような可愛らしいコスモスにも癒されながら思ったのでした。

発表会&ブリランテの会無事終了

1昨日、今年の発表会(大人のかたは「ブリランテの会」)が無事に終了しました。9時から仕込みが始まり、午前中にリハーサル、午後1時から学生の部の発表会を開演し、3時からブリランテの会を開演し、5時15分終了。そして5時半にはなんとか舞台を撤収できました。(スタッフの方々のおかげです。急いで片づけまくり、夜間分の舞台備品代が返金されました。ホッ

昨年に続いて、学生と、大人の2部構成での企画ですが、私にとってこの2部構成は、スケジュール等の資料作りや参加者やスタッフの打ち合わせ等、2つ分しなければならず、また自分の演奏も抱えながらですので、準備段階から、そして当日も、かなり身を削る仕事ともいえます。昨年はホトホト疲れたものでした。しかし、今回は、終了後も幾分体力と気力に余裕のある感じです。何でも慣れですね。

参加された皆様、本当にお疲れ様でした。

皆様年々、上達されているようですよ~。毎年手伝ってくださっているスタッフの仲間が、そう仰っていました。嬉しいですね。

もちろん、私も感じています。

素敵な音楽を有難う!と出演された皆様にお伝えしたいです。

さて、これからの今年の後半戦ですが、あらためて新鮮な気持ちで音楽と向き合いたいですね。

芸術の秋ですし、昨日以来私もモアモアっと、「落ち着いて勉強したくなってきたぞー」ナンテ感じているところです。