怪獣のバラードを歌う

昨日は、レッツ・スィング毎年恒例の「浦和秋の合唱祭」出演日でした。

この合唱祭は、当日のリハーサルがなく、客席待機席からそのまま舞台袖の通路へ、そして舞台袖で1団体待ち舞台上へという流れです。

熱心な団体は、合唱祭の集合時間に間に合うよう必ず当日他の練習場所と練習時間を確保すると聞きます。当日取れない場合は、前日には必ず確保するのだそうです。

我々は団員の意向により、毎回当日ぶっつけ本番です。

従って、舞台袖通路の待機時間が大切なカギとなります。この待機時間は絶対トイレへ行かないようにとお達しを出しておきます。

通路での待機中に、これから歌う曲の流れと歌詞を皆で声を出さずに確認するわけです。

私は、この時、息も出さずにのどを開けて頭の中だけで歌うよう指示します。このほうが横隔膜が使えるからです。

さてしかし、昨日は、「怪獣のバラード」の速いテンポとゴスペル調リズムをどうしても身体に覚えていただきたく、この待機時間は息を出しながらの必死の確認となりました。

迎えた本番。ピアノの前奏が調子よく流れます。続いて「真っ赤な太陽~」よしっいい感じで乗れました。裏拍もいいよ~その調子。そして最後の「ヤー!」で拳を上げて終えると、この1曲目でなんと会場から拍手をいただけました。良かった良かった、シニア世代、かっこよく乗れたね。

2曲目は、本当はこちらが本命でしたが、「ふるさとは今も変わらず」です。これは新沼謙治さんが、震災の復興へ願いを込めて作った、4分くらいの心温まる歌です。

まあまあ普段通り歌えたのですが、案外、あの手この手で準備した「怪獣のバラード」のほうが良かったような。

こちらの曲は次回は暗譜して、しっかり発声をすることが目標ですね。

ともあれ、楽しい本番のひとときでした。

レッツ・スィングの皆様お疲れ様でした。