先週の土曜日に、ピアノ連弾とコーラスの指揮で出演したコンサートが無事に終えました。3日目に疲れが出る年頃ですから、今日がその日です。案の定、午後はレッスンも無く、夫の通院に付き添い、病院の椅子で長時間待っているとひたすら眠く、ウトウトしているうちには、楽しかったコンサートの余韻はすっかり消え失せました。
思えば、今回のコンサートは、私は夫の介護問題、連弾の相方もご両親の介護問題、コーラスのかたがたもそれぞれ多かれ少なかれ、自分の健康と家族の介護問題を抱えつつの準備だったかと思います。
しかし、だからこその現実を忘れられる楽しさというのか、舞台の時間は貴重だったと言えます。
ドレスとアクセサリーで身を飾り、メイクも濃い目、髪もカールさせ、姿勢を整え、笑顔を作り、さあてと音楽の世界に入り込みます。豊かな音楽に包まれます。介護など無縁だった頃には考えられない心境なのですが、演奏中の時間というのは素晴らしい時間でした。
また、コーラスの方々が大変生き生きと美しい音楽を歌って下さったことも、指揮をしていた私としては幸せでした。皆さんの努力の結晶がとても美しく感じられたのです。
さあ、疲れを癒して明日からまた次なるハレの日を目指します!