8/22名曲コンサート

今週の木曜日にさいたま市プラザノースホールで「名曲コンサート」があり、出演いたします。(大宮音楽家協会主催)

「動物の謝肉祭」のピアノ連弾(ガーバン編曲版)と混声合唱団「さかなの会」の指揮での出演です。よろしかったらお出かけください。

さて「動物の謝肉祭」は、「白鳥」がチェロの名曲として有名ですが、「白鳥」では4分の6拍子をメロディは2拍子に伴奏は3拍子として書かれ、湖面の微妙な揺らぎが表現されていたり、途中非和声音がセンス良く柔らかに鳴り響く場面がありますが、白鳥のいる情景の陰影が表現されたりの工夫が感じられます。他の曲も奇抜と言って良いくらいの作曲家としての遊び心的発想が存分に織り込まれています。実際に弾いてみると、その面白さを表現することは結構難しいものがありますが、サン=サーンスの天才性とその魅力をあらためて知ることが出来、私としては今回の出演に感謝です。