台風去る

世界も驚くような大型の台風19号が日本列島を通過し、未だその大きな爪痕が残されたままです。被害に会われた地域の方々に心よりお見舞い申し上げます。山の土砂崩れも怖いですが、今回は河川の氾濫の怖さを思い知らされました。想像を絶する水の怖さは、東日本大震災の津波もそうでしたが、普段景色になじんでいる地域の河川でも氾濫すれば同じことでした。

我が家も実は、普段はのどかな荒川支流の芝川とその周辺の畑をすぐ眼前に見て建っているのです。ですから、台風の日はハラハラしました。別に住んでいる子供たちからもひっきりなしに「芝川は大丈夫か」とメールで心配されました。幸いに、普段の大雨の時と同じくらいの溢れ方で、畑は半分湖面状態でしたが、住宅地までは全く届かず、翌朝には畑の水も引いて元通りでした。

翌日のラグビーワールドカップのスコットランド戦と、今日のサッカーワールドカップアジア予選では、災害に会われた方への励ましの気持ちを精一杯表しての勝利で、選手達のその情熱と気合に感動しました。自分の持てる力を精一杯燃焼することの尊さを受け取ることが出来ました。と同時に、家族や親せきとの安否確認のやりとりにおいては、お互いの健康と無事に生きていることの尊さをあらためて確認しあいました。