レッツ・スィング

毎週木曜日の午前中は「レッツ・スィング」というシニアのコーラス指導へ出かけます。レッツ・スィングは団員40名ほどの混声合唱で、皆さん60才以上の方々です。

来月、浦和の合唱祭に参加するため、昨日はそこで歌う曲を中心に練習をしました。合唱祭で歌う曲は合唱曲の定番、「翼をください」と「大地讃頌」です。

2曲ともこの団では以前に歌ったことがあるのですが、今回再び取り出してみました。再び取り出すと、団員の方たちの曲への理解が早いのと、以前よりも美しく歌いたいという全員の共通認識もあるため、指摘もさらに細かくすることが出来ますし、音楽に対する理解も深められ、レヴェルアップにつながります。

昨日も「翼をください」では「いまー~」の出だしから注意です。「い」も「ま」も母音が正しく響いていないからです。「大地讃頌」の出だしも然り。前奏が3拍しかないので「ははなーる」の準備が遅く体が開かないまま発声してしまうからです。

この調子で特にソプラノ独特の「70代発声」を、顎の力を抜く、下唇の力を取る、下腹のエネルギーをもっと息に直結させる、などと「自然な響き」を目指し変えていきました。

「文字を歌うのでなく、息で音楽のフィギュアを作るのだ」とも伝えました。

レッスン終了後、ソプラノの古くから在籍しておられる方が、私のところへ来てくれて、「今日は嬉しかった。なんだか今日わかった感じがありました。今まで自分は何をやっていたんだろうと思えました。少し出来たかんじでした。」と涙目で伝えてくださいました。

年齢に関係なく、いつまでも良い方向へと意欲を持ち、少しづつでも前進してくださる姿を拝見でき、またそんなお言葉をいただけて、嬉しいのは私でした。

おかあさんコーラス大会

昨日はおかあさんコーラス大会午後の部に出演してきました。

演出を楽しませてくれる団体や、人生を歌い上げてくれる団体ありで楽しめました。

我が「コール・エーデルワイス」も結構健闘してくれ、私としても満足な出来でした。

終了後にいただく講評では、3人の先生ともに柔らかく美しい声、丁寧な音楽作り、レガート表現が美しい、と書いていただけました。ただし、3人ともにフォルテが欲しい、身体全体を使ってください、とも書かれました。

そりゃあね。あと10代若ければ、いくらでも改善しますわよ。これでも少しづつは改善してますねん。

終了後の指揮者専用の着替えの部屋で、他の指揮者どおしの会話を聞いていましたら、「うちはもう50代が多くなってしまったんですよ。」と一人の先生、「あら、うちなんか若い人というのが50代でほとんど60代になってきたわよ。」ともう一人の先生。

「げげ、うちなんか若い人が60代、ほとんどが70代、皆様と1世代2世代違うでよ。」と私の内心。

同じ舞台に出演し、美しい声、柔らかな声と言われるだけでもすごいことだと思えたのでした。

さあ、今後どうやって70代女性からさらなるフォルテの声を引き出そうかしら。発声や呼吸において初心者の底上げをし揃える、ピッチを揃える、あとはSTAP細胞を待つばかりかな。

コーラス指導

コーラス指導を始めてから10年以上になります。若い頃からコーラス伴奏の仕事はしていたのですが、指導のほうは、与野の「コール・エーデルワイス」という団で指導者が体調不良で辞められ、急遽団員の方々に頼まれて始めたのがきっかけでした。

初めは音楽的に気付くことを指摘できても、発声も指揮も自分でわかっているようないないような。初めて指揮者として舞台に立った本番のビデオを家族と見たときには、お笑い番組より確実に笑いをとれていたものでした。(なんと正直な家族をもったものだ。)

以来、現在5か所でアマチュアコーラスの指導をしていますが、私自身の声、呼吸がこの10年でずいぶん進化したこと、団員の方々との交流によりピアニストをしていたときよりはるかに社会勉強ができ、またそのことが自分の音楽の幅をより広くさせていただけていることは本当に幸せなことと感謝しています。

今週末、「おかあさんコーラス大会」というイヴェントに「コール・エーデルワイス」が出演するため、今日は最後の仕上げ練習に行きました。やっと最近発声も指揮もなんとか自分なりに確立してきましたが、10年の年月は団員の年齢を押し上げ、いつのまにか多くが70代と80代もぼちぼちと。

しかししかし、皆さん元気に「足の裏からパワーを引き上げなさい」の指摘に応じて美しい声で頑張ってくれていました。そして「年齢を感じさせないように歩いてね」と皆で出入りの歩き方を見せ合っては大笑い。

コンクールに出場するような団ではないけれど、長年指導にかかわってきた団はいつしか私の大切な音楽仲間となってくれています。

三島甘藷

長女が昨年4月からの1年間、伊豆の三島勤務でした。昨年の晩秋にTVで三島への旅番組があり、偶然見ていると、三島甘藷が紹介されました。「おいしそう~!長女に送ってもらおう!」で、さっそく伝えました。

ということで我が家には石焼き芋を作れるセラミックの窯のような鍋があり、これが昨年以来大活躍です。ほぼ毎日夫と15センチくらい?食べています。夫はもともと芋は食べないタイプでしたが、私よりハマってしまい、夕方になると自ら進んで鍋を火にかけています。

三島甘藷は、甘藷というだけに、スイーツのように甘く、そして水分が多めなのでしょうか、飲み物無しでも咽ずに食べられます。かといってべとべとしているわけでなく、柔らかくマッシュした食感です。

娘から今年2箱目が届きました。

夕方レッスン室から出ると何やら例のほのかな匂いが家中漂うこの頃。ちょっとイメージ的にクラシック音楽とは微妙なのですが、甘く柔らかく温かく、そんな音楽もありますしね…。

今日からブログ開始

本日よりブログ第2弾の開始です。第1弾は家族のことが中心でした。

今回は、街のピアノの先生とコーラスの先生としてのブログで出発します。よろしくお願いいたします。

さて、ではさっそく。

私のピアノ教室では大人の生徒さんには基礎練習の教材は特に指定せず、その都度問題があるときに練習方法をアドヴァイスしていました。

ただ、このところこれを大変反省しています。

アマチュアの方が好きな曲に挑戦なさるときに、気付かぬうちに身体に負担がかかってしまうようなのです。

練習方法のアドヴァイスのみですと、音大コースの方ならそれで納得していただけても、アマチュアのかたにとってはその意味を今一つ体得しづらいのかもしれません。それは、試験や失敗できないくらいの発表の場で育つプロやその卵と違い、ピアノを弾いて楽しみたいというアマチュアの方の純真な気持ちや、これまでの曲数等音楽的経験の差から、基礎練習の要領がうまくつかめず、従ってその有効な時間がなかなかとれないからではないかなと思います。

今月から、レッスンの前に簡単な8小節の準備体操と初心に戻ってスケールをゆっくり弾いていただき身体に負担が無いか等チェックしようと思います。

例えばコーラス教室ですと準備体操と正しい発声のチェックは欠かせませんから、同じことですね。身体は大事。いまだに反省反省。