卒業式の伴奏お疲れ様

毎年この時期、ピアノの生徒さんが学校の卒業式での合唱の伴奏を引き受けて来て頑張ります。暮れに校内でオーディションがあるので、まずはそのオーディションに向けて1週間~10日でなんとか形になるよう間に合わせます。今年は、6年生が一人と、5年生が一人いて、二人とも選ばれました。

本番までは、レッスンで指導しつつも、私も歌ったり弾いてみたり聞かせてもらったりと、今どきの曲を一緒に楽しんでいます。今は、昔と違い、合唱曲もyou tubeでいろいろ聞けることも幸いするのか、生徒さんも感覚がつかみやすいようで、とても素敵に弾いてくれます。

本日、それぞれから、「昨日本番で無事に弾けました」と、嬉しいメールをいただけました。周りの方たちにもたくさん褒めていただけたようです。そんな連絡をいただいたときは、元気をいただける瞬間です。良かった~!頑張りましたね!

それぞれの曲は5年生が「この地球のどこかで」、6年生が「明日へつなぐもの」でした。おめでとう!

 

さかなの会on見沼区文化祭り

1昨年立ち上げた混声合唱団「さかなの会」は発表できるくらいの人数が揃い、地元での活動が始まりました。昨日、見沼区の片柳コミセンで開催された見沼区文化祭りに参加しました。私の発表会以外では初めての出演ですから今回初デビューです。

 

それはそうと、文化祭りのプログラムを眺めると、公民館祭りのときもそう思いましたが、最近は、音楽系より踊り系が多いのですね。フラダンス、キッズダンス、子どものフラダンス、ヒップホップ…。10年前に比べて音楽系はだいぶ少ない気がします。音楽に携わるものとしてはちょっと寂しいですし、考えなくてはいけない現実かな?

 

 

とは言えコーラスももちろんありました。33団体のうち5団体ありました。出演前に他の団体を聞かせていただいていると、広い会場なのにそれぞれ結構のびのびと声が響いているので、わー、うちは大丈夫かなと少し心配になりましたが、さて、「さかなの会」初デビューは如何に。

指揮者としては、皆さんの声がまとまって良く聞こえOKグーでした。反響板のせいか、いつもの練習以上に残響まで聞こえ、少人数(14名)ながら素敵なハーモニーが作れていたように思います。歌った曲は、アカペラで「春の日の花と輝く」「夜の歌」、伴奏付きで「栄光の架橋」の3曲でした。「栄光の架橋」はちょうど冬季オリンピックの時期だったせいか聞いていただいた方々に好評でした。

さかなの会の皆様お疲れ様でした。これからも素敵な演奏と素敵な仲間を目指して歌っていきましょう。

いきがい大学県連協芸能祭in川越

先日水曜日に川越のやまぶき会館で埼玉県いきがい大学県連協の芸能祭がありました。「レッツ・スィング」が浦和連協推薦で出演し指揮をしてきました。「夜明けの歌」「早春賦」「あの鐘を鳴らすのはあなた」の3曲を歌いました。演奏が終えると、拍手と共に「良かったよー」の声が客席から聞こえ、袖を抜けてロビーまでの間は、進行役の役員さん方が、「とても良かったですね」と声をかけて下さり、ロビーで記念写真を撮っていると、「レッツ・スイングさんは上手ですね」などと連協の偉い方から声をかけていただき、という感じで、多くの暖かくやさしい方々に囲まれた発表でした。
確かに、結構良かったかもです。なんて結構手前みそ。

自宅のレッスンがあるので、先日は私は他団体の発表は拝見していないですが、例年この催しでは楽屋でもロビーでも客席でも、出演者の皆さんや役員の方々が生き生きと若々しく活動なさっていて、仲間の方々と共に生きることの大切さをあらためて教えられます。

さて、川越を散策して帰りました。「時の鐘」から蔵作りの街並みの一番街通りを歩き、ごちゃっとしたショッピングストリートのクレアモールを歩き、結局駅まで歩いてしまいました。これも楽しかったです。途中で寄った陶路子(とろっこ)という陶器店で可愛い有田焼の醤油差しと清水焼の箸置きを買い満足。

可愛いお手紙

こんな可愛いお手紙をいただきました。年中さんの生徒さんです。

おじいちゃんにパソコンを教えてもらったのだそうです。印刷も自分で出来たとか。凄い!

「子どもは早いですね。」といつも一緒に来て下さるおばあちゃまも驚いていました。

私はこのお手紙がとても嬉しいですし、同時にこんな穢れの無い初心の気持ちをどの生徒さんも心に抱きながら始めて下さっていることをあらためて肝に銘じました。

ピアノは進むにつれ難しく、出来ないと悔しいし、自分が嫌になることもあるし、練習もしたくなくなることもあります。でも、上手に弾けてきた!と思えることで救われるのですよね。指導者として本当に身が引き締まるお手紙でもありました。有難う!