プログラムが出来ました

今年の発表会は、学生の部を始めに開催し、終了後引き続き、大人の発表会「ブリランテの会」を開催いたします。プログラムは毎年私の手作りなのですが、今年もなんとか印刷が出来上がりました。原稿をパソコンで作成し、印刷は近くの公共施設の印刷機を使うのですが、未だ慣れずにいつもドキドキです。イラストにより、思うようにインクが出ずに擦れてしまう時があります。今回も学生の部のほうは、原稿のイラストを変え、製版をやり直しと2度手間となりました。苦心してなんとか出来上がると、家では今度は夫の出番です。全て半分に折ってくれます。内助の功ですね。

さて、さっそく生徒の皆様にお配りしましたが、やはりプログラムを手にされるとやる気も倍増というものです。ラストスパートで頑張る様子が確かに見えています。私も連弾で出演しますので、仕事や家事の合間にピアノを弾く時間が増えてきました。そして皆で歌う「アナ雪」も本気で覚え始めていますよ。

「ブリランテの会」にはコーラスの方達も出演してくれますので、そのレッスンのほうも仕上げへ向けて集中度アップしています。

あと2週間弱、皆で素敵な演奏が出来ますよう、頑張ります。

シニア世代進化中

私はシニア世代にコーラスを指導しておりますが、少しでも良い方向へといつも考えるわけです。シニア世代が無理なく、そして日々の楽しみと音楽的な追求とが同義となる可能性を常々模索しています。

そんな折、今日団員から掛けていただいたいくつかの言葉は嬉しかったです。

それは、まず、「先生、少し前に知人たちと話をしていたときに、知人から、7月に開催したシニアコーラスの合同コンサートがとても感動的で、本当に良かったから、そのコンサートが再びあった時はあなたも必ずお誘いするわね、なんて声をかけられちゃって、私、出演してたのよって言ったら、びっくりされてしまったのですよ。」のお言葉。

3ヶ月も経つのに、まだ話題にしてくださることも嬉しいですし、感動を伝えて下さっている話も嬉しい限りです。

また、ある男性団員からは、「『童謡を歌う会』へ顔を出してみましたが、メロディだけをユニゾンで100人ほどの人数で歌うだけで、なんか物足りないし、コーラスのだいご味はなかったですね。」との報告をいただきました。

そりゃ、歌やコーラスは奥が限りなく深いですし、ハーモニーの快感を知り、音楽表現の深さや難しさを知りはじめたら、物足りないですよね。物足りない何かを感じてくださったことは私としては嬉しかったです。

慣れ親しんだ好きな歌を皆でお腹から声を出して歌うだけでも、それはそれで素敵なことだと思いますが、コーラスという響きを揃え、音楽を揃え、仲間と少しでも良いものを作ろうという作業は更に素敵なことだと思います。

なぜってそんな作業をしていると、とても美しい瞬間があり、言葉で表せない幸せ気分を味わえるのですから。(今日のレッスンでは「瞬間」が以前より増えてきました!まさに進化途上。)

それに発表して見知らぬ方々に喜んでいただけたなら嬉しさ百倍というものです。

発表会まで1か月

あとひと月ほどで、ピアノ教室の発表会があります。(11月8日、さいたま市プラザノースホールで開催します。)

そろそろ睡眠不足の日々となりそうです。

いつも準備が遅く、これからプログラム、スケジュール表、お手伝いの方等の様々な手配です。そんな準備も大変と言えば大変ですが、睡眠不足に関係するのは断然指導上の追い上げのほうです。

本番のつもりで弾けている生徒さんは大人の方々のみで、子供たちがまだ弾けていないわけです。学生の生徒さんはこのひと月が勝負とは言え、どっこい皆学校の行事や他のお稽古事で忙しそうで、こちらがハラハラドキドキする次第です。夜中にふと発表会のことが頭をよぎると目が覚めてしまうのです。

毎年のことではあり、毎年なんとかなるのですが、毎年、何とかなるとはとても思えず、ああだこうだ作戦を考えたり、要らぬ心配をして焦ります。いや、要らぬ心配とはとても思えず、どうしよう、どうしようと悩んではレッスンで叱咤激励のトーンアップです。子供たちは、この先生の焦りもどこ吹く風で、土壇場にパワー全開し滑り込みセーフとなるのですが、あーあー、もうちょっと早く安心させてくださあいと祈りたい。

たまに指導者仲間で雑談すると、発表会前は皆同じなようで笑ってしまうのですが、それも平常の時の話。さすがひと月前である当人にとってはとても笑うことはできませんよ~。

って心境にいよいよ突入。

楽しい発表会となりますように!皆がんばろうね!