仕事納め

今年は、コロナで始まりコロナで終わる大変な年でした。私は予定していた本番が次々消滅してしまい、空しいままに諦めることを学びましたが、ただそんなコロナ禍の中、周囲の方々や家族も皆なんとか元気に過ごせたこと、この状況なりのつながりも持てたことは、何よりも有難くそのことだけで感謝したくなる、そんな思いを持てた1年でもありました。

混声コーラス「さかなの会」は4月から6月の3か月間休み、7月より練習を再開しました。毎回ほとんどの方が元気に集まってくださり、今年は今月20日に無事に終わりました。「星影のエール」(NHK朝ドラの曲)を練習した後、「きよしこの夜」を歌ってなごみつつ歌い納めをしました。

混声合唱団「レッツ・スィング」はやはり3か月休んだ後、7月から練習を再開しました。人数が多いので女声と男声とに分け、入れ替え制でそれぞれ50分ずつの練習でした。今月24日が歌い納めでしたが、毎年恒例で忘年会の時にミニミニコンサートをしています。ピアニストさんと私とで演奏します。今年は忘年会こそ出来ませんが、ミニミニコンサートは行われました。女声のときと男声のときとの初の2回公演です。私にとっては久しぶりの本番でした。ショパンの遺作のノクターン嬰ハ短調、ピアニストの坂田先生と連弾で「プロヴァンス地方のクリスマスの歌」(リストが子供向けに作曲した曲)と「情熱大陸」を演奏しました。コンサートは毎年ぶっつけ本番で、緊張感ありありとは言え、それだからこそゲットできる楽しさもあり、今年も「情熱大陸」で大いに盛り上がって楽しく終えることが出来ました。

ピアノ教室は今日28日が仕事納めでした。4月は全て休み、5月はリモートレッスン、6月より通常の対面レッスンに戻りました。不自由なリモートレッスンを経て対面レッスンに戻ると、これまで以上にどの生徒さんも真剣に取り組んでくれている様子が感じられ、レッスンが再開出来て本当に良かったと感じました。来年は、3月に発表会を予定しておりますので、新年早々4日から始めます。

来年はコロナが終息して欲しいですね。これ以上悪い方向へ行きませんよう願うばかりです。どうぞくれぐれも体調に気をつけて、良いお年をお迎えください。

坂田先生の自作曲演奏。可愛らしい素敵な曲です。お子さんの笑顔が見えるようです。
ショパンの遺作のノクターン嬰ハ短調。ショパンは時代も世代も超えています。
情熱大陸をぶっつけ本番とは!私達凄くない?