テーブルウエア・フェスティヴァルへ

一度行ってみたいと思っていたのですが、とうとう行くことが出来ました。友人達はそれぞれ忙しく、足の悪い知り合いは会場の東京ドームは階段だらけで無理と言うし、すでに行ったことのある知り合いは、食器はいまや断捨離の時期で要らないと言うし、両親の介護でそれどころでないと言う友人も、で、長女に声をかけてみると幸い空いていたので一緒に行ってきました。

https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/

テーブルウエアとは、食事の「おもてなし」の際の食器かと思うのですが、食器だけではなく、クロス、マット、ナプキン、花瓶、花、置物、壁紙といったすべてがコーディネートされて展示されていて、それは大変見ごたえがありました。それらの芸術的な美的バランスは、現実離れしていようが(少なくとも我が家では)、大いに見るに値します。それぞれの食器の素晴らしさももちろんのこと、洗練された統一感の中に、遊び心があったり、凛とした近寄りがたさがあったり等、果てしない奥の深さを感じました。

それで、ここにどんなお料理を?どんな物腰でお茶やらお料理を提供するの?などと考えてしまうとガサツな私は無理よ無理無理と気が遠くなるばかりでしたが、良い目の保養ができたのでした。

マイセンのお人形。かわいい。

インフルエンザそしてコンサート

このところの報道では「嵐」の話題が賑やかですが、我が家のこの2週間ほどはまさに風雨の「嵐」到来でした。まずは先々週、夫の定例の薬をもらいに嫌でも病院へ行かねばならず、この時期だからこそ気をつけていたつもりでも行ったその2日後に夫が高熱発症。その日、夫は高熱で全く起き上がれなくなり、私の力では動かせない為、訪問看護士さんに来ていただいたところ、様子がおかしいとのことで救急車を勧められて夜に病院へ。結局検査の結果インフルエンザA型ということで、夜中に家に帰され、そのまま動けない夫を相手に格闘でした。
翌日からは薬が効いて、夫は徐々に起きられるようにはなりましたが、その2日後、マスク、手洗い、ドアノブ、タオル等気をつけてはみても私にうつらないほうがおかしいわけで、私がとうとう高熱発症ダウン。

それで先週は5日間、仕事や用事はキャンセルさせていただき、寝ては楽譜をのぞき込んでの生活に。3日目には熱も下がりピアノを弾けましたが、途中で咳込んでしまう状態が続きました。

26日の本番の日は、咳もだいぶおさまり、あとは弾くしかないのですが、ちょうど出かけるその朝、TVで何の話だったか忘れましたが、「度胸」と「狂気」は紙一重なんですよ、というコメンテーターのセリフが耳に入りました。まさに私がしようとしている行動は「狂気」ではないか、なんて自問自答しながら出かけたのでした。

リハーサルはソファ型の椅子の高さが合わず、結局背もたれ型に変えて試しているうちに規定の9分はすぐ無くなり、あとは出番までジッと我慢の子。

さて、本番では自分なりになんとか弾き終えることが出来、ホッとしているところです。インフルエンザ騒動のおかげで、人前で事前に弾いておく準備が出来ないまま、ベートーヴェン後期ソナタという大曲を大舞台で初めて人前で演奏することとなりましたが、案外これが逆に少し自信にもなりました。「狂気」を感じさせるような演奏は出来ていませんが、女は「度胸」ですかね。

ボエームより2重唱

今週、月、火とゆっくり出来、咳もすっかり治まり、我が家の嵐も私の挑戦もすっかり去りました。今年は持ち前のノー天気思考を大いに反省し、予防接種は必ず受けようと決心しました。(予防接種を受けていた同居の息子はセーフ。お世話になりました。)

音楽家の集いコンサート

今月26日(土)にさいたま芸術劇場音楽ホールで開催される音楽家の集いコンサートに出演いたします。与野音楽連盟主催のこのコンサートは近隣の音楽講師の方々によるコンサートで、ピアノ、声楽、管によるソロやアンサンブルです。

私は、ベートーヴェンのピアノソナタ31番より第1楽章と第3楽章フーガを弾きます。
もう一つ、声楽の伴奏でも出演いたします。「この道」、オペラ『ボエーム』より「助けてマルチェッロ」、「美女と野獣」です。


只今、この偉大な名曲たちと毎日対峙しながら真剣に準備を進めております。そして 忙しいながらもピアノを弾く時間をなんとか作り、真剣に向き合うということは、幸せなことかもしれないなとも感じています。汲めども汲めども新たな発見、手に負えないくらいの新たな反省、時に新たな喜びみたいなものもやって来るからです。

ご興味のあるかた、よろしかったらどうぞお出かけください。

明けましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いします。

我が家のお正月は例年通り家族とともにおせちを食べて、初詣へ行き、あとはテレビを見ながらのおしゃべりという感じでした。これが一番楽ですね。
もう一つ、暮れに仕事が終えた時、ゆっくり本を読みつつくつろぎたいと、ミステリー小説を1冊買いましたが、夜な夜な少しづつ進めて昨日読み終えました。本は「ブルックリンの少女」という、フランスの新進人気作家ギヨーム・ミュッソの作品で、ベストセラーミステリーとして店頭に置かれていたので、作者も知らないまま年末年始用にと衝動的に購入したものです。結構ミステリアスで引き込まれ面白かったですが、最後のどんでん返しは不自然かなぁなどと思いつつも満足です。

さて、今日から仕事が始まりました。今年も真摯に音楽と向き合うことをベースに、挑戦したり楽しんだり自分と向き合ったり教えていただいたりしながら、私なりの力を皆様のために発揮できると良いなと思います。

今年が良い年でありますように!

2018クリスマスコンサート終えました

24日にクリスマスコンサート(発表会)を無事に終えました。子ども達の合奏、ピアノソロと合唱、大人の合唱、大人のピアノ

学生の部の記念写真。皆この日が一番の出来でした。

、そしてゲスト演奏(ヴァイオリンで次女の由里が出演)と盛りだくさんの1日でした。講師としては朝から準備等々でバタバタしつつも出演者の皆さんが本当によく頑張ってくださり、1人1人からクリスマスプレゼントをいただけたような嬉しい1日でした。

大人の部の最後に皆で記念写真。

皆さまお疲れさまでした。これからも音楽を楽しみつつ音楽ととともに歩ん

ゲスト演奏 ツィゴイネルワイゼン他

でくださいますようお祈りしています。

 

「SEKAI NO OWARI」作詞作曲の「RAIN]の伴奏で出演してくれた中学生の生徒さんと歌は有志の方々。

ルーベンス展へ行く

《パエトンの墜落》 《マルスとレア・シルウィア》

ルーベンス展に行ってきました。画像は国立西洋美術館のサイトからコピーしました。スケールの大きな肉体美と同時に、神話や聖書の真実味が有無を言わせず迫ってくるかのような表現でした。イタリアの古代彫刻や考古学を相当研究した人だそうで、やはりルーベンス以降の絵画にその技が大きく影響を与えたことを考えると、ヨーロッパ芸術のルーツはギリシャとローマなのだなとあらためて思いました。

職業画家としての完成度がとてつもなく素晴らしいということは、自分が本当に描きたかったことと一致していたということなのかしら、なんても思ったり。

フランダースの犬で最後のシーンに出てくるキリストの絵は今回の展示にはありませんでしたが、ルーベンスの絵を前にして純真無垢な心が圧倒され感動とともに魂が昇華していくという感じはこの展示会を見ても良くわかりました。(昔、昔、幼い子供たちに「フランダースの犬」を読んであげているうちに、最後のシーンで読んでる私が大泣きしてしまい泣きながら読んだっけ。パトラーッーーシューズルズル、と。)

同時期の音楽としてモンティヴェルディやシュッツの音楽が音声ガイドでは流れていました。バッハ以前となると雰囲気のみ味わうという感じの私ですが、絵画としっくり合っていて、なんとなく納得できましたし、良い経験でした。

発表会プログラムが出来ました

発表会のプログラムが出来ました。今年は、データをパソコンで作り、そのままネットの印刷屋さんに頼んでみました。今までは印刷用の色上質紙を買い、公共施設の印刷機を使用していましたが、我が家周辺の公共施設では微妙にカラー印刷と厚紙に対応していないため、今回初めてネットで注文してみました。まあどちらにしても、画像を選んだり配置したり、情報内容を打ち込んでチェックしたり、そしてデザインその他印刷に適しているか気遣いしたり、などなど毎年結構な労力なのです。同世代の講師仲間の友人たちは皆さん素敵なご主人様が手伝って下さるそうなのですが、私は自力です。エヘン。毎年のことなので、パソコンオンチ的な私でも少しは上達したかな。

今年は「くるみ割り人形」を連弾するので、プロジェクターを使い画像をスクリーンに映してみようと予定しています。これは当日息子にお願いすることにしていますが、画像選びや作成は私です。プログラムは出来たものの、まだまだ演奏以外のたくさんの準備が続きます。がんばらねばです。皆様にとっての楽しいコンサートとなることを夢みつつ!

久しぶりに泣いた泣いた(ボエームで)

今日は歯医者に行く予定しかなく、久しぶりにカーブスへも行きましたし、ピアノもきちんと練習時間がとれました。ピアノはいろいろ練習しなければいけないものを抱えている中、来年1月にオペラ「ボエーム」第3幕のミミとマルチェッロの2重唱の伴奏を頼まれているので、その譜読みもしたのですが、そのついでにyou tubeで3幕4幕字幕付きの全曲があったので、聞いてみました。テバルディのミミ、ベルゴンツィのルドルフォです。

学生の時か卒業したてくらいの時だったか、やはり伴奏する関係で、たしかフレーニのミミでボエーム全曲を初めて聞いたときは、プッチーニの手中にすっかり嵌り、オペラというよりも実話のように感じられ泣けて泣けて、プッチーニの技に完全降伏でした。

今日は40年経て高齢者と言われる歳となった私としては、久しぶりにスコアを横目に冷ややかに聞くつもりでしたが、もうダメ。ものの数分から昔と同じように泣けて泣けて、スコアそっちのけです。ティッシュを何回引っ張り出したことか。

純真で病弱なミミ、そして画家や詩人の貧しい若者たちの世界にいつのまにか自己投影してしまう乙女チックな若さというのか幼児性というのか、まだ私に残っているのですねえ(笑)。とは言え久しぶりに20代の頃と変わらない感動の時間が持てて大満足でした。

脳が疲れたの巻

先々週始めに軽い風邪をひき、先週は軽く咳込む感じがずっと続き、やっと今日あたりから普通に戻った感じです。結構長いこと不調でしたが、その間コーラスの本番等が続き、なんとかそれぞれ楽しく無事に終えられましたが、身体は正直というのか年齢なりの進化を遂げています。

なんとなんと健康だけが取り柄の私が、先々週初めて耳にする病気にかかりました。それは「一過性全健忘」というものでした。前回のブログでリハーサル時に混乱したことを書きましたが、それです。約1時間弱ほどの記憶が抜けたのです。(その間倒れたりせず、普通に周囲と会話もしています。)

本人は覚えていないので元に戻った時はいたって普通なのですが、その話を聞いた子供たちには衝撃が走りました。「いよいよか」と3人ともかなりなショックを受けたようです。子どもたちに勧められるまま、脳神経外科を受診してMRIを撮りました。結局異常は無く、「一過性全健忘」と言って、原因もわからず、再発も無く、中年以降にかかる人がいる珍しい症状とのことでした。ネットで検索すると同じような体験談が出ていて少し安心しました。

実は私はこのところ、ベートーヴェンのソナタ31番の暗譜に取り組んでいるのですが、3楽章のフーガの暗譜に手こずり中で、きっとこのおかげで海馬の容量が一杯になりすぎたのかもと勝手に想像中。仕事の疲れ、風邪の疲れ、介護の疲れそしてこの取り組みの疲れのせいかな。自己責任ですね。あーやれやれ。

コーラスの本番続く

コーラスの本番が続きます。混声「レッツ・スィング」は今月初めの生きがい連協の発表に続き、先日浦和の合唱祭に出演しました。この時は「帰れソレント」「愛燦燦」を歌いましたが、「言葉も良く伝わり、表現豊かな素晴らしい演奏でした」というようなお褒めの講評もいただけました。皆でその講評を書いてくださった講師の先生を「好い講師ですねえ」などと逆講評して褒めつつ喜んだところです。

今日は、女声「けやき」の本番でした。「美女と野獣」「少年時代」「糸」を歌いました。私は本来指導者として本番では指揮をしているのですが、今日は参加人数が9名と少なかったので、私も団員の衣装をお借りして一緒に歌いました。私を入れて10名ですが、この人数で歌うという歌う側のプレッシャーと指導者が同時に団員として歌うプレッシャーみたいなものを初体験しました。本番は緊張は特に無く、私も団員の方々も皆で気持ち良く歌え、めでたしで終えられたのですが、同日朝の舞台リハーサルで私自身に不思議な混乱がありました。この私の頭の中の混乱はあまり書きたくはないのですが、今思えば怖い体験でした。(一緒に歌いながら、舞台空間上で無意識にいつもの指揮者として指揮をしなければいけない責任を感じた混乱だったと思います。)軽い風邪をひいていたので体力的な疲れもあったのでしょう。今日はゆっくり休まねばいけないのですが、これを書くことで頭の中を整理しておこうと思いました。

さて、28日の日曜は混声「さかなの会」の本番です。地元東大宮コミセンで2時半前後に出演します。「犬のおなか」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「夕焼け小焼け」「あの素晴らしい愛をもう一度」「長崎は今日も雨だった」「いのちの歌」と盛りだくさんです。お時間のあるかた、是非聞いてください。響きの無い古いホールなのですが、皆で楽しく頑張りたいです。