ピアノを弾いています

このところ真剣にピアノを練習しています。7月に伴奏する本番が2つ、8月に伴奏と連弾の本番が2つ予定されているからです。年齢的に本番で演奏できること自体有難いことと感じていますし弾けるうちに弾いておきたいと考え、お引き受けしているのですが、只今準備している中の1曲に「魔王」があります。あのシューベルト歌曲の超名曲の「魔王」です。

馬が疾走するように弾かねばならない連打の連続をご存じかと思います。楽譜を見た限りでは、「ふむ、なんとなく弾けるかも…」などと思いついついお引き受けしてしまいましたが、その後実際に練習を始めてから1週間は毎日お断りしようと悩みました。とにかくオクターブと和音の超高速連打なのです。しかもずーっと。あーでもない、こーでもないと工夫を重ねても無理!そこでピアニストの友人にごまかし方を聞き出し、練習の計画とごまかし方の計画を立て、やっと2週間して今では腹をくくって日々練習を続けています。

ピアノの横に置いて力んできたときに握っては動きを確認

効果があったのは、写真の100均タンバリンと御木本先生開発の道具でした。指で弾かずに主に手首の関節から連打をするわけですが、丁度5~6度音程くらいのタンバリンを鷲掴みに握って手首で細かく動かすと次第に感覚がつかめてきます。タンバリンについている鈴の音が鳴ってくれるので身体に覚え込ませやすいです。腕の変な力もだいぶ抜けてきた感じです。(御木本先生の道具はオクターブの連打パターンに使用。)まだ途中経過ではありますが、やっと練習が楽しみになっているところです。この年齢でこんな経験が出来るなんて有難や有難や。

 

今年もきれいに咲いてくれました。コロナ禍の中の息抜きのマイガーデン。
長女の作品。甥っ子へのプレゼント。凄い!