バアバとなる

今月、初バアバとなりました。
出産日の早朝に娘(次女)から連絡あり、どうやら陣痛のようだとのことでした。その日はちょうど毎週ある午前中の仕事が無い日でしたので、急いで支度をして、娘と病院へ向かうことが出来ました。夫はデイサービスの日でしたが、荷物を玄関に出しておけば、一人でも大丈夫。赤ちゃんは実に上手く頃合いを図ってくれたものです。

娘は無事にその日の午後1時に元気な男の子を出産出来ました。我が家の初孫です。私自身、自分の母が私の結婚した半年後に亡くなったため、母を思うと、我が子たちを見せてあげられなかったことが残念でなりませんでしたし、若くして亡くなった母がいつも気の毒に感じられて仕方がなかったのです。ですから、今回、私は娘に付き添い、出産に立ち会うことが出来たことは、夢のように幸せなことに思えました。

今は、退院して我が家で母子ともども元気に過ごしていますが、嬉しいことに、赤ちゃんは私がピアノを弾くとピタリと泣き止んですやすやと寝てくれます。まだ練習中のつっかえてばかりのピアノなのにもかかわらず。「音楽が好きなのねぇ、響きを通して心が通じるのかしら」などと、練習に集中しなければいけないはずが、バアバはすでにメロメロです。

退院の日病院にて