魔笛公演大成功!

昨日はさいたま市プラザノースホールで平日の昼という時間帯でのコンサートでしたが、大宮音楽家協会主催による名曲コンサートは椅子が足りずに、急遽障害者用スペースにパイプ椅子を並べて対処するほどの満席となりました。65歳以上は無料との設定だったせいか、シニア層を中心に多くのかたがご来場くださいました。

私が、このコンサートのことを宣伝しようと考えていた7月始めころには、すでにチケットが足りない足りないとの声が関係者間で膨れ上がり、私の持ち分のチケットを譲ってしまい、結局私関係のお客様はお誘いできませんでした。ってなことで私関係の方々には申し訳ありませんでした。

前半は抒情歌の部で、プロ歌手によるアンサン

夜の女王と3人の侍女

ブルでした。楽屋のモニターで聴いていましたが、とてもきれいな響きと音楽でした。そして、後半はピアノ伴奏によるオペラ「魔笛」上演です。

数日前の通し練習時と当日のリハーサルで演出家による細かなアドヴァイスが入り、これでだいぶ整いました。衣装や小道具もさすがに手慣れた歌手の方々の持ち寄り品等で工夫がなされ、雰囲気バッチリでした。

私は若い時以来のオペラの伴奏でしたが、楽しかったですね。モーツァルトのオペラ音楽に生命を蘇らせてもらえたと言ったら大袈裟ですが、私なりに「魔笛」の音楽と向き合うことで、不思議な幸せ感のようなエネルギーをもらえた気がしています。そしてエネルギッシュな歌手の方たちとボランティアで作り上げる作業においても同様でした。

昨日は満席のお客様からたくさんの拍手をいただき、コンサートは成功したようでした。1度ではもったいないから、またどこかで公演しよう、との声も多く出ましたが、さて実現するかな、夢見ています。

ロビーコンサート

さいたま市中央区役所のロビーコンサートに出演します。8月25日(金)12:15~13:00です。クラリネット2本とピアノという組み合わせです。

クラリネットは武蔵野音楽大学で学ぶ学生の2人です。
私は管楽器はフルートとホルンの伴奏をしたことがありますが、クラリネットとの本格的な合わせは初めてです。弦楽器と違う息そのものの響き、またフルートとも違う落ち着いた音色、ホルンとも違う室内楽的な品格のある味わい、なんか良いですね。クラリネット奏者は大変なのでしょうけれど、聴く側はホッと落ち着ける感じがします。身内とお話している感じというのか。

「花は咲く」「情熱大陸」「メンデルスゾーンの2本のクラリネットのための演奏会用小品より1楽章」「ジブリメドレー」などを演奏します。ところで、ジブリメドレーの中で「もののけ姫」を弾く場面がありますが、私は映画を見ていないのでした。どことなく寂し気で凛とした清々しさのあるとても魅力的な曲なので、これは見なければと思っています。明日ビデオ屋さんに行こうかな。
当日は区役所ロビーに心地よい音楽の風を届けられれば良いなあと思います。