夏休み

 超猛暑が続き、家の中でさへクーラーのある部屋と無い部屋との往復だけで身体がおかしくなりそうです。年齢的にも、ここはなるべく頑張らないよう心がけようと思い、しなければならないことは山のようにあるものの、「夏休み」を自分に言い聞かせています。

 先日、ジムのトレーナーさんが夏バテは無いですか?痛むところはないですか?食欲は落ちていませんか?眠れますか?と聞いてくれましたが、あらためてなんとかすべてOKだということは、おかげさまで(喉から出そうな愚痴はいろいろ抱えつつも)幸せなことに今のところは上手く乗り越えているということなのかもしれません。

 今年の夏休みとしては、と言っても普段とあまり変わらない気もしますが、「インディジョーンズ」と「ミッションインポッシブル」の最新作を見ました。深刻な映画は見る気せずドキドキワクワクのアクション系を選択。ハリソンフォードもトム・クルーズもすごーく頑張っていて素晴らしいパフォーマンスを披露してくれていたのでどちらも大満足。それから「北の国から」のDVDを借りて初回から24話まで一気に鑑賞しました。これは1980年代当時私は見ていなく、いつか見てみたいと思っていたのを実現させました。倉本聡の原作と脚本も素晴らしいのですが、田中邦衛、いしだあゆみ、そして子役の吉岡秀隆、中嶋朋子の演技がすごく上手で引き込まれました。ただ、24話の後も、子供たちが青年に成長し巣立つ様子が続くようですが、私はここで終えました。というのもその後のあらすじを読んでみると、私としては、なぜに倉本氏はあんなに健気な純と蛍をそんな人生にしていくのと、少し不満だったからでした。時代の波に合わせない家族の魅力が時流の問題に合わせたものを提供しているみたいに感じたからです。(あらすじを読んだだけですので批判は出来ないですけどね)

 久しぶりに姉と一緒に島根へ旅行にも行きました。出雲大社と足立美術館と温泉が目的でした。それぞれ非日常を楽しみつつリラックス出来ました。帰りがけにおまけで米子から境港まで行ってみました。そのJR境線がゲゲゲの鬼太郎列車で、これは楽しめました。それがきっかけで帰宅してから水木しげるの本も購入して読みましたが、とても面白かったです。そういえば今日は広島への原爆投下の日で、まもなく終戦記念日です。水木しげるの戦争体験記では庶民の一兵卒から見た戦争の不条理が描かれていますが、その地獄が現代の「戦争」とも重なり、あらためて世界の平和を希求します。

稲佐の浜

   

境港駅