コーラスの本番続く

コーラスの本番が続きます。混声「レッツ・スィング」は今月初めの生きがい連協の発表に続き、先日浦和の合唱祭に出演しました。この時は「帰れソレント」「愛燦燦」を歌いましたが、「言葉も良く伝わり、表現豊かな素晴らしい演奏でした」というようなお褒めの講評もいただけました。皆でその講評を書いてくださった講師の先生を「好い講師ですねえ」などと逆講評して褒めつつ喜んだところです。

今日は、女声「けやき」の本番でした。「美女と野獣」「少年時代」「糸」を歌いました。私は本来指導者として本番では指揮をしているのですが、今日は参加人数が9名と少なかったので、私も団員の衣装をお借りして一緒に歌いました。私を入れて10名ですが、この人数で歌うという歌う側のプレッシャーと指導者が同時に団員として歌うプレッシャーみたいなものを初体験しました。本番は緊張は特に無く、私も団員の方々も皆で気持ち良く歌え、めでたしで終えられたのですが、同日朝の舞台リハーサルで私自身に不思議な混乱がありました。この私の頭の中の混乱はあまり書きたくはないのですが、今思えば怖い体験でした。(一緒に歌いながら、舞台空間上で無意識にいつもの指揮者として指揮をしなければいけない責任を感じた混乱だったと思います。)軽い風邪をひいていたので体力的な疲れもあったのでしょう。今日はゆっくり休まねばいけないのですが、これを書くことで頭の中を整理しておこうと思いました。

さて、28日の日曜は混声「さかなの会」の本番です。地元東大宮コミセンで2時半前後に出演します。「犬のおなか」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「夕焼け小焼け」「あの素晴らしい愛をもう一度」「長崎は今日も雨だった」「いのちの歌」と盛りだくさんです。お時間のあるかた、是非聞いてください。響きの無い古いホールなのですが、皆で楽しく頑張りたいです。

シャルル・アズナブール

今月の1日にフランスのシャンソン歌手のアズナブールさんが亡くなったことをニュースで見て以来、毎日その歌をyou tubeで聞いています。とても素敵な方で、すっかり魅了されています。フランス語が解らないことが悔しい限りです。

シャンソンは、若いころ、イブ・モンタンの甘さの虜になったことがあります。その後、夫が倒れてから(中年になり)、ある日ピアフの歌声を聞いて胸を突かれたような感動があり、それ以来その天性の生きるパワーというのか愛のパワーというのか、そんなピアフの歌声は忘れられません。

アズナブールさんがピアフに見いだされ、ともに活動していた時期があったと知り、なんとなく納得です。

こんな画像を発見しました。これ、好きな方は好きですよね。ピアフとかシャンソンとかが好きでない方は少し気持ち悪いかもしれませんが。
you tubeでいろいろ聞いてみると、アズナブールさんが歌うデュエットは、どの方となさってもそれはそれは天下一品のアンサンブルです。相手に対してばかりでなく人生そのものへの思いやりに満ちているのです。
彼は本当に素晴らしい!

パラグライダー初体験

 

体験チケットをいただき、栃木県の鹿沼市でパラグライダーを体験してきました。
約500メートルほどの高さを約15分間インストラクター付きで飛んできました。

500メートルというと、低いように思いますが、実際目にすると眼下に宇都宮や鹿沼の街並みや森が180度広がり、地平線には遥か遠くの筑波山が見え、飛び立つ前は眼前の高度にさすがに緊張しました。飛ぶ前のインストラクターさんの説明では、絶壁に向かってとにかく走るとのこと。えっ走る?空中に向かって?でも言われるままにしないとかえって危険なので、意を決して走りましたよ。

わーっと空中に出た頃にはすでにパラグライダーが風を受けて広がり、後はインストラクターさんにお任せ。こちらは飛ぶ前の緊張もすっかり忘れ、気持ち良い風を感じつつ「ヤッホー!」なんて叫んで周囲を眺めながら気分爽快!快適な空中飛行を味わえました。この体験、おすすめです。

パラグライダーは楽しむ分には特に危険なことは無いそうです。是非今度は一人で乗ってみてください、などと勧められました。この日、楽しみに集まってきていた方に話を伺うと、皆さんマイグライダーを持ち運んで各地で楽しんでいる様子でした。「北海道やスイスが気持ち良かったですよ」などと言う方もいました。そうねぇ、一人で操縦してみようかしらねぇ、、、との気持ちが無くはない私ですが、まあ無いでしょう。

ところで、意を決して飛び立つ瞬間を思い出すと、舞台の袖から舞台へ出ていく感覚と少し似ているようにも思いました。行くしかない、楽しむしかない、みたいな?

植うる剣に照り沿いし

今日はレッツ・スィングさんの浦和コミセンでの本番で、「愛燦燦」「風」(はしだのりひこ作)「荒城の月」「帰れソレントへ」の4曲を歌いあげてきました。

平均年齢ほぼ80歳、しかも今日は結構良い出来栄えで観客の方々会う人会う人に褒めていただけて、私は大変誇らしく感動する思いでした。10年くらい前に「ヤング@ハート」という高齢者のロックグループの映画が話題になりましたが、当時、この映画がとても良い目標だと思い、団員の皆さんに紹介したことがあります。十二分に目標達成している気がしています!

さて、今日歌った中の「荒城の月」は栄枯盛衰がテーマの土井晩翠の作詞です。ところが特に2番がわかりにくいのです。

秋陣営の霜の色、鳴きゆく雁の数見せて、植うる剣に照りそいし、昔の光今いずこ

なのですが、以前歌った井上陽水の「少年時代」も意味不明でしたが、この2番も雰囲気やテーマは心に響くものの、ネットで検索するといろいろな解釈が成り立つようで、人の解釈や思い込みの面白さを感じます。

「秋陣営の霜の色」からして、戦いが終わり霜の荒野が広がるばかりといった解釈とこれから戦いが始まる凛とした空気という解釈があります。「鳴きゆく雁」という群れが去るような次の詩を照らし合わせると、私は前者を取ります。

一番面白いのは、「植うる剣に照りそいし」の実に様々な解釈です。二木絋三さんのサイトに出ていましたがそこに12通りくらいあり、その他の解釈も見つけたので14通りほどある感じです。私は、戦いが終わり霜の荒野が広がる中に敗れた兵士の無念の白刃が地面に突き刺さって月の光に照らされている、雁は敗れた兵士たちのように群れをなして去っていくといった光景を連想しています。これはどちらかというとあまり見かけない少数派の解釈です。ただしそう思い込むと、1番の春高楼の華やかさと対照的に栄枯の「枯」が2番であると確信を持ってしまうのですが、晩翠先生如何でしょうか?