初めての動画 小犬のワルツ

クリスマスの日がシニアコーラス「レッツ・スィング」の今年最後の練習日と重なるため、伴奏の先生とともにミニミニコンサートをすることになっています。連弾の小品を3曲を用意してありますが、時間に余裕があるので、急遽ソロ曲も欲張って準備してみました。

ちょうど生徒さんが始めたところなので、私も弾けるかな?みたいな感じでiphoneでビデオに撮り、初アップ。わー、こんな感じで良いですかあ。(flash playerがないと見られないみたいです。)

http://douga.zaq.ne.jp/pluginplayerv3.swf?video_id=48498692/48498692peevee603705.flv&l=186&u=douga.zaq.ne.jp/viewvideo.jspx?Movie=48498692/48498692peevee603705.flv

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mf を何と読むのでしょう

中学生の生徒さんとレッスン前に雑談をしていたとき、彼女が、「音楽のペーパー試験が悪かった。」と言うので、フムフム、作曲家の生い立ちやファーストネームやミドルネームを聞かれたりみたいな、ピアノ教室ではあまり触れない内容だったのかなと思いきや、「先生、それが腑に落ちないんですよ。」と言うのです。

彼女の説明を聞いて、確かに、私も???

mfやmpを何と読むかという問題に、彼女は「メゾフォルテ/メゾピアノ」と答えたそうですが、それが×だったとのことです。

正解は「メッゾフォルテ/メッゾピアノ」だそうです。

教科書にそのように載っているとのことでした。

私のピアノ教室では「メゾフォルテ/メゾピアノ」と教えていたので、責任を感じ、慌ててその場であれこれ本を開いてみました。

私が幼い頃習った本その他ではメゾと書かれています。

楽典の本では、メッゾというのもあり、メッツォというのもあります。

三善メソードではメッツォでした。

要するに外来語ですから、Zがツであるかズであるか国により違うでしょうし、mezzoに小さなッが入るか入らないか微妙なところなわけです。

その生徒さんは、間違いというわけでは無いと△を主張してみたそうですが、却下されたとのこと。

そう言えば、我が家の音楽専門高校を目指していた娘が中学生のとき、何だったか先生から軽くお説教されたついでに、「和音はいくつの音で構成されているか知っているか?」と聞かれ返答に困っていると、「和音は3つの音だろう、それくらいもわかっていないのか!」みたいなことを言われたと、不機嫌に帰宅してきたことを思い出しました。

4つも5つも6つも重なっている和音を弾いている本人としては戸惑ったのでしょう。

まあ学校の成績はともかく、音楽人生、弾いたり歌ったり聴いたりと中身を楽しむことのほうが豊かというものですよね。

さてしかし今度から私の教室では「メッゾ」にしようかな。それとも「メッツォ」かな。

ピアニスト・アルゲリッチ

 ベルリンフィルの公演がネットで聴ける「ベルリンフィル・デジタルコンサート」のサイトの会員になっています。

さきほど、11月末に公演したアルゲリッチのシューマンのピアノコンチェルトを聴きました。

ゆったりとどちらかと言えば遅めのテンポで弾くアルゲリッチ。若い頃のノリノリのスリルある情感というよりも、人生を眺めつつ歌いこんでいくような音楽。そして終楽章では人生に感謝するような躍動感。

10月に3番目の御嬢さんが監督し製作した「アルゲリッチ 私こそ音楽!」というドキュメンタリー映画を観ましたが、その映画の中のこのピアニストの実像がついつい重なりました。

3人の子供たちはそれぞれ父親が違います。世界的な天才ピアニストである親もその子供たちもそれぞれに大きな葛藤を乗り越えての現在です。映画ではそれぞれが正直にその葛藤をさらけ出し、理解し、許し、愛し合い、悩む様が描かれていました。

アンコールはシューマンの「子供の情景」から1曲目の「異国から」でした。豊かで多彩な音色からこれまでの人生が回想され紡ぎだされるかのようで、感動的でした。この曲はホロヴィッツも好きですが、この日のアルゲリッチも素晴らしかった!大いなる人生を生き、感じ、乗り越えてきた音楽であり、またその美しさに力をもらえました。

オバサン先生和みの巻

♪水曜日に友達が来て、木曜日に送っていった~トゥリャトゥリャトゥリャ トゥリャトゥリャ トゥリャリャ~ トゥリャトゥリャトゥリャトゥリャ~リャ~♪

小学1年生の生徒さんとロシア民謡の「1週間のうた」を歌っていたときのこと、彼女曰く、「へえ、泊まったんだ。私は友達と泊まれないの。」

「おうちでお泊りはダメって言われているの?」と聞くと、そうではないらしい。

「私は友達とはなんか眠れなくなっちゃうから、ダメなの。」

「ああ、気になって眠れないんだ。」

「うん。だから一緒に晩ご飯食べて、お風呂も一緒に入って、パジャマ着て、それでバイバイするのはあるの。お風呂は楽しいから一緒に入るの。」

「そうなんだ。じゃあ寝るのは一人が好きって感じ?」

「ううん、違う。」

「えっ、一人で寝ないの?」

「ママの隣にすぐ行っちゃうの。」

アハハ、そうかそうか。1年生だもんね。ピアノを一生懸命頑張っている姿からはそんな様子は想像できなかったけれど、そうだよね。

レッスンの合間の可愛い楽しい会話でした。

我が家も家族で布団を並べて寝ていたこと、ありましたっけ。懐かしい懐かしい思い出です。