2006年1月に夫が倒れたとき、我が家は夫の事務所から引き揚げたたくさんのダンボールに数か月埋まりました。その片づけを機に結婚以来のたまりにたまった諸々の整理も始め、なんとか夫婦で気持ち良く生活できるほどに片付けたのですが、この時に出した45リットルのごみ袋や古本、燃えないゴミは、まさに山のようでした。私は奮闘したおかげで腰を痛め救急車に乗ったっけ。
さて、早いもので来年の1月で10年です。最近、10年の区切りを意識し、断捨離第2弾を始めています。というのも、夫がだいぶ生活が自立してきて、目が離せる状態になったことで家族としての生活様式が微妙に変化していること、2階の娘たちが使用していた部屋に息子が居住することになり新たに整理しなければならないこと、終活のためにもまだまだたくさん残っている過去の荷物を減らしたいことが理由でもあります。
思えば、10年前の第1弾で捨てた物のうち、これまでに後悔をした物は皆無であり、むしろ気持ち良く生活できるようになった嬉しさのほうがこの10年間大きく気持ちを占めているわけです。
TVで、「心がときめくものを残し、捨てるものは感謝をして捨てること」と断捨離専門家が言っていました。この助言に則り第2弾を年内には完了させ、11年目の家族の新たな再スタートの夢を描いています。
↑今時古本屋では引き取ってくれず、これもあと3日したら断捨離。欲しい人いないですか~。いないよね。