音楽家の集いコンサート

昨日、「音楽家の集い」コンサート(与野音楽連盟主催)に出演し、なんとか無事に演奏を終了出来ました。只今ホッとしています。総じて、挑戦することは怖いけれど、終えてみると挑戦したことで得るものは大きかったと感じています。

ところで今回、間違いなくとびきり最年長です。普通なら大先輩などと呼ばれる年齢です。けれど私としては、ピアノに関しての意識も練習も出足が遅く(専門的な意識や練習というものを知り、少しづつ身に着けられるようになったのは、幼少期から鍛えられている周りの方とは違い音楽高校に入ってからです)、弾けないピアノに悩んだ高校大学時代を経てすぐ結婚し、その後子育てが始まり、子育てが終わるころから家庭と両立しながら再び勉強を始め、今、少しづつわかりかけてきたところですので、気持ちとしては(ピアノに関しては)なんとなくまだ20代ですね。見た目と体力はともかくまだまだ勉強したいお年頃なのです。ですからまだまだこれからも楽しく弾いて勉強していきたいと考えています。が、さあいつまで弾けるのでしょう。お楽しみに。

出演者の記念写真

もうすぐコンサート

今月18日(土)さいたま芸術劇場音楽ホールでのコンサート「音楽家のつどい」(13:30開演)に出演します。
今回は、ドビュッシー「レントより遅く」、ラヴェル「水の戯れ」、シューマン/リスト編曲「献呈」の3曲をソロで、そしてソプラノの知人の伴奏を4曲ほど弾きます。

昨年の総会の時に、このコンサートがあることは聞いていましたが、無理そうと思っているうちに、昨年から譜読みしていた「水の戯れ」に少しづつ嵌り、次第に弾けるようになってくると更に嵌り、目標にしてみたくなってきたのです。先月の発表会でも弾いてみましたし、もうすぐこのコンサートの日も来ますが、未だにこの曲の魅力は汲めども汲めども尽きない感じで、もっと何らかのインスピレーションや演奏のアイデアがあるのではないかと日々探っています。

他の2曲も好きな曲です。ドビュッシーならではの自由な感覚と美しい響きと流れに飽きることがありませんし、「献呈」は共感する熱い気持ちを表現するのが結構難しく、あれこれ流れやら響きやら工夫してみたものの、「もう好きに歌うしかないわ~」みたいな感じ。

ふと思うのは、もし夫が健在で私が普通に主婦業をこなすシニアであったなら、いくらピアノ指導者であってもここまで真剣に挑戦し弾くことはなかったと思うのです。人生は不思議で面白いものですね。

明けましておめでとうございます

今年の年賀状に使用した切り絵 (by Ken)

今日から仕事が始まりました。実は暮れの瀬戸際で体調を壊してしまい、掃除も御節もかなりな省略形にして、お正月もマイペースでゆっくりさせてもらいました。おかげで体調も整い、今日から無事に仕事を始めることが出来ました。

今年も好きなピアノを弾いて、勉強して、それらを仕事に還元させていただこうと思います。仕事と家庭とのバランスは健康であればこそなんとか両輪となり得ますので、我が歳を考え健康にも細心の注意を払いたいと考えています。
今年が平穏な良い年でありますように!今年もどうぞよろしくお願いいたします。

5ヵ月の孫と仲良し
即興演奏中