5月の弾きあい会

5月のピアノ教室では学生の部と大人の部に分けて、ミニ発表会のような弾きあい会をしました。会場はどちらも大宮レイボックリハーサルルームです。
この会場にはシゲルカワイのセミコンが有り、リハーサルにはちょうど良い会場です。

学生の部では、私含めて15名が演奏しました。普段着で普段弾いている曲を仕上げて弾く会なのですが、人前で弾くのはどんな会場でもとても緊張します。でも、人前で弾くことをしていないと練習にも仕上げにも「本気」が出ないですし、創り上げていくプロセスを自分なりに経験してその失敗も成功もこれからに役立てて欲しいと願っています。

生徒の皆さん、よく頑張りました。とても上手く弾けた子、緊張して固くなり少し失敗した子、それぞれ良い経験だったと思います。すべての失敗は成功の元!是非、12月の発表会へ向けてまた頑張りましょう。
ちなみに私は、お子さんが多いので、ショパンの「華麗なる大円舞曲」を弾きました。
翌週からのレッスンでは皆さん楽しかったという反応で嬉しく思いました。

講師も緊張したけれど喜んでいただけたかな。

5月末には大人の部を同じくリハーサルルームで開催いたしました。私を含めて13名の演奏者でした。大人の生徒の初心者さん、大人の生徒のべテランさん、音大出られた方、コンクール(アマチュア向け)を目指す方等、私の生徒さんばかりではなくいろいろな方々なのですが、皆さんいつも参加されている方々で、おおかた顔見知りの仲間です。それでもやはり緊張しますね。私など挑戦的な曲でしたので、この日は出かけるときから身体が固まっていた気がします。
私が弾いたのは「愛の悲しみ」ラフマニノフ編曲/クライスラーでした。いつかリベンジします!

写真を撮るのも忘れましたので、プログラムだけでも載せてみます。ボリューム感あるプログラムで、聴かせていただくだけでも大変楽しめました。そのあとの打ち上げも。

大人の部のプログラム。

4、5月近況②

連休は何をして過ごすか、数か月前から考えていましたが、今年はまず、東京国立近代美術館での「下村観山展」へ。
明治期(昭和5年死去)の日本画家で、岡倉天心門下、横山大観、菱田春草らと共に活躍した天才画家です。こんな天才を私は知らなかったのですが、本当に天才的な素晴らしい作品ばかりで心から圧倒されました。官費留学中に模写したラフアエロの作品など本物とわからないくらいで、日本画家でありながらその技術の習得とその気迫に驚きました。

私はこれに感動。「木の間の秋」人間の技と思えないような作品でした。

 

あとは、連休後半に箱根の芦ノ湖畔へ出かけてみました。連休は当たり前ですが人が超多い!上野東京ラインで読書しながらのんびりとと思ったのですが、グリーン券を購入したにも関わらず、座れたのは上野駅からでした。小田原に着くとバスが渋滞しているとのことで、箱根湯本まで箱根登山鉄道で出て、そこからバスで芦ノ湖畔の桃源台駅へ。美味しいおそばを食べてから予約したペンションまで歩き、やっと温泉と家庭料理にホッと一息つけました。
翌日、箱根園へ出てロープウエイで駒ケ岳へ行ってみました。ちょうど天気にも恵まれ、富士山が美しく見え、気持ちの良い芦ノ湖と富士山展望の旅となることができました。
帰りは運よく奇跡的に、渋滞で1時間半遅れのバスにさほど待たずに乗れ、そして上野東京ラインにて座って帰ることが出来ました。持参したカポーティの「ティファニーで朝食を」も完読出来、総じて私の今年の連休は満足なのでした。

ロープウエイの中から写した富士山

 

 

 

4、5月近況①

先月4月25日、さいたま市文化センター大ホールにて「合唱浦和の会」の春の合唱祭があり、私が指導している「レッツ・スィング」が出演してきました。実は高齢化と団員数減少により、この合唱祭の出演は今回で最後ということになりました。80代、90代の方が混じっているという状態ではなく、ほとんどの団員が80代、平均年齢84歳となり、さすがに今後の大舞台は無理との判断です。「レッツ・スィング」はもともと2000年に埼玉県生きがい大学でのサークルとして誕生し、その発足時すでに60過ぎの方々でしたので、そのまま平均年齢が上がっていった次第です。それでも団員の皆さんは本当にお気持ちがお若い方々ですので、2023年には20周年記念コンサートをおおみやレイボック小ホールで無事に開催し大成功を納めることが出来たほどです。

今回の合唱祭の出演にあたり、「レッツ・スィング」と一緒に歌いませんかと、私の指導しているもう一つの混声合唱団「さかなの会」の方々に提案したところ皆さん快く承諾してくださり、数回合同練習を重ねて、当日一緒に発表することに致しました。おかげさまで、「レッツ・スィング」の方々にも「さかなの会」の方々にもとても喜んでいただけるような上出来の発表が出来、幸せな本番で合唱祭の出演を終えることが出来ました。

講評を書いて下さったのは、小野瀬照夫先生です。以下そのまま書き写してみます。
「先ず、ご指導の魚水先生によるアレンジで歌えることは素晴らしいと思いました。そういうケースは、やはり団の特徴をよく知りつくされている先生が団の良さが生かされるようにアレンジできるので、理想の像だと思います。
『この街で』ー皆さんが歌われるからこそ、良い味が出ていると感じました。楽しく、明るい曲なのですが、心からあたたかい涙が出てくるような曲で、演奏でした。」

嬉しい講評をいただけました。さて今後の「レッツ・スィング」の活動は、地域の方々とともに昭和、平成の名曲を気持ち良く歌える場となるよう、方針を切り替えます。声をお腹から出すことは年齢に関係なくとても貴重なことですので、これからも貢献していきたいと思います。

ピアニストの坂田すみれ先生と

今年のお花見は

新年度となりました。ピアノ教室もコーラス教室も引き続き皆様と元気に前進していきたいです。指導者として、現代は有難いことにYouTubeやSNS等にて様々な指導法や音楽、感覚、考え方を知ることが出来るので、それらから新たに良いものを積極的に取り入れつつこれからも前進していきたいと思います。

さて、今年のお花見。家の前方の中学校の桜並木やベランダから身を出すと隣の公園の桜並木が毎年見られるのですが、やはり出かけたくなるのが人情。まずは、3月末に西川朝子先生の声楽の発表会が赤羽であり、それに参加した折り、出番を終えてからついつい荒川まで歩きました。川を渡るので2キロ近くあるでしょうか。見事な桜並木と土手の片側に芝桜も植えられてあり気持ちの良い桜堤でした。発表会での私の本番の出来はまあまあです。つくづく声帯の不思議さ見えないもどかしさを感じながらも自分なりに歌えて楽しいステージでした。

その2日後、東京文化会館小ホールでの松原勝也ヴァイオリンリサイタルを聴きに行った折り、せっかくなのでコンサート前に上野公園をぐるっと散策してみました。屋台や屋外ステージも出ていて賑やかでした。松原先生は娘の高校受験以来の師匠で、かれこれ25年くらい毎年リサイタルを聴いています。自由でしなやかで情熱的な演奏でいらっしゃいます。この日の共演ピアニストは娘の同級生の多賀谷君でした。アンコールがなんと二人の即興演奏2曲で、これが素晴らしい即興でした。終演後多賀谷君に「全くの即興なの?」と聞いてみると、「はい、そうです。」の答えにまたまたびっくり、いやはや凄い!

我が家の鉢植えの桜も今年は満開で、風雪に耐えた我が子の成長をみるようでとても嬉しいです。昨年は寒い冬は可哀そうで家の中に入れてしまい、それでは花が付かないと後から知り、案の定ほとんど咲かず残念でしたので、今年はずっと外に出したまま見守っていました。蕾が出てから寒風やら雪やらで、なんだか心配でしたが、荒波に揉まれた後に美しい花を咲かせてくれ、今も楽しませてくれています。

 

 

 

上田~別所温泉

先月2月の第4日曜日、午前中に混声合唱団「さかなの会」を指導し、そのまま大宮から新幹線で上田へ出て、上田のサントミューゼ大ホールへと向かいました。群馬交響楽団定期演奏会を聴くためです。サントミューゼホールは上田市交流文化芸術センター内にあるのですが、この敷地は元日本たばこ産業上田工場の跡地だったそうで、広い敷地に美術館等も併設され芝生が広がり、とても気持ちの良い芸術空間が作られていました。

群馬交響楽団も聴きたかったのですが、一番の目的は今年のショパンコンクール優勝者のエリック・ルーさんのベートーヴェンピアノコンチェルトでした。この日は3番のコンチェルト。プログラムは、休憩を挟んで、その後は、ワーグナーのワルキューレ1幕の演奏会形式というものでした。ホールの響きも良く、エリック・ルーさんのベートーヴェンも理性と情熱とのバランス良く、快適で私は大好きな演奏でした。続くワーグナーもソリストが好演で、その声楽を楽しめましたし、字幕があるおかげで内容も良くわかりました。ただしワーグナーは中毒になるほどハマる人はハマると聞きますが、ワーグナー初心者の私としては、この作曲家、タイプでなく、あまり好きでないかもナンテ思いつつ。

コンサートで気持ち良い時間を過ごしたついでに近くに別所温泉があることを知り、そのままローカルな電車に乗り込んで向かってみました。駅に着いたころには旅館街は真っ暗に静まりかえり不安でしたが、道を聞いた駅前のお店のオバサンが旅館に電話して下さり、旅館から迎えが来て下さり大助かり。日本人の親切心って本当に有難いです。

温泉に癒され、そして翌日は別所温泉周辺の北向観音堂、安楽寺、常楽寺をぶらぶら訪ねて歩き回りそして上田へ戻りました。なかなか良い旅でしたが、仕事先から行ったのでその楽譜が余計な重さでした(-_-;)

上田駅から徒歩7分ほど

 

趣ある別所温泉駅

 

信州最古の安楽寺にある木造八角三重塔。鎌倉時代の禅宗建築だそうで、国宝に指定されています。緻密な木組の技が凄い。

 

上田城にも行ってみました。真田石と言われる直径3メートルの超巨大な石垣の大石。

’26.1月がスタート

お正月が終え、仕事もスタートし、マイペース思考の休みボケから目覚めてきています。歳とともにマイペース思考は我が身にべったりと付いてきて、休みの期間が続くとさらにそれが加速され、ちょっとしたがっかりな失敗へとつながってしまいます。したがって、私のようなひとり合点しがちな者にとっては、お仕事万歳であります。

今年は、4月25日に浦和合唱の会での指揮、5月24日と29日に大宮レイボックリハーサルルームにて学生と大人と分けてピアノ勉強会、10月11日に大宮レイボック大ホールにて大人の発表会ブリランテの会(参加者募集始めました)、12月6日に大宮レイボック小ホールで学生のピアノ発表会を開催いたします。それぞれを目標にしながら成功に向けて今年も日々生徒の皆様と共に頑張りたいと思います。

仕事ではありませんが、3月29日に赤羽会館にて声楽の発表会に参加させていただくことにしています。昨年、初めて参加させていただいたところ、とても気持ち良く(マイペース思考の賜物)味をしめたので再び挑戦です。暗譜が必須なので、只今食卓に本とノートを置きワンフレーズずつ覚えているのですが、これもスマホのネット漬けの頭にはほど良い体操になっている気がしています。2曲歌う中の1曲は、私自身の選曲ですが、R.クィルター(英国人)作曲の「Music when soft vices die」という曲です。優しい音楽が消えても、その響きは記憶に残る、すみれの花がしおれてもその甘い香りはすぐに思い出せる、だから、最愛の人が亡くなっても愛そのものは(永遠に)感じることが出来る…といった素敵な歌です。(私の解釈ですが)
この曲を初めて聴いた時、歌いたい!と思いました。まずは今年の最初の楽しみです。

昨年12月に行ってきました。とても素晴らしかった。

 

凝視禁止のなんちゃって手作りおせち。美味しかったのだ。

 

寒い中、庭の水仙が咲き始めました。

 

セントポーリアの「あきら」さん。5年目くらいかな。株分けしたら元気になった。

発表会のお知らせ

今年は大人と学生と分けてそれぞれ午前中のホールを借りました。

次の日曜日30日に学生(小学生、中学生、大学生)のピアノ発表会を致します。可愛いお子様たちからすこし大人っぽくなられた学生の方たちが、忙しい学校生活の中、趣味のピアノを頑張ってくれました。今回、午前中のみの開催です。よろしかったら覗いてください。

インフルエンザと風邪が猛威を振るっていますが、無事を祈るばかりのこの頃です。皆様くれぐれもお気を付けください。

こちらは、今月16日に終えた大人の部。素晴らしい演奏ばかりで楽しかった!

 

11月に発表会をします

今月の初めからショパンコンクールが始まり、1次予選、2次予選、3次予選、本選とメモを取りながらほとんどの方を聴きました。とは言え、こちらはじっくり聴き入った時間もありつつ、疲れてソファで横になりながらBGM的に聴いていたり、とりあえず流しておこうというような聴き方であったり、と極めていい加減な聞き方でしたが。

最終的な結果を知り、おおかた納得という感じを私は持っています。若き素晴らしい才能が評価されていると思いました。このコンクールに参加されたどの方も本当に素晴らしい天才ばかりで、本選に残った方ばかりでなく、どの方のコンサートも平常聴きごたえ十分なコンサートであろうと思われ、まるでバッハが1番かモーツァルトが1番かみたいな争いだったと思えました。そんな中審査も大変な作業だったと思うのですが、最終的なメダリストはコンクールと言う「総合的な基準における比較」の中でオールラウンドに突出した演奏を奏でていたと振り返ってみて納得しています。それぞれのピアニストの今後の活躍が楽しみです。

さて、コンクールはプロへの道を目指すかたの目標の一つですが、我がピアノ教室は普段の生活に潤いと楽しみをもたらすことが大きな指針です。その活力になるようにと年に1度の発表会を開催しておりますが、今年は来月16日が大人の部、30日が学生の部です。ホールが抽選でなかなか取れず、今年は大人と子供に分けての午前中の開催と致しました。どちらも大宮のレイボックホール小ホールです。ここはカワイシゲルのフルコンサートグランドピアノが使えます。つまりあのショパンコンクールで使用されたピアノと同じ!午前中のみの開催で少々慌ただしいのですが、とても楽しみです。ということで只今生徒のみなさんと頑張り中です。

今月は東大宮コミセンまつりにて混声合唱団「さかなの会」出演。好評でした!

 

損保美術館のユトリロ展にて。ユトリロ「ラバン・アジール」(ユトリロがよく通った居酒屋)
ユトリロ「郊外の教会」
ユトリロ「キオスク」
ユトリロ「聖ポリーヌ教会」

東大宮コミセンまつり出演

この夏のうんざりする猛暑がやっと去り、ようやく秋らしい気候となりました。今月3日からショパン国際コンクールの演奏の生配信が始まりましたが、このところの秋の風情を実感しながら若き天才たちの演奏を自宅でじっくり味わっております。今回は、暑すぎた夏への腹いせもあるかもしれませんし、年齢的に時間が取れることもあり、よしっ84名全員分聞いてみようと決心しました。一日に17人ほどがそれぞれ20分くらい演奏するので、こちらは他の仕事等もあり1日分は賄いきれず、只今2日遅れで聴いています。凄い!凄い!の連続です。ショパンもこの期間ばかりはお墓で眠っているわけにはいかないのではと思えます。それにしても、アジア系の方が多く、特に中国人が連続して出演されています。それがまた皆さん凄い!そして皆凄いところがまた凄い!ところで私が現在聞いたところまででは日本の桑原詩織さんの演奏にとても感動しました。思わず泣きたくなるくらいのショパンで、演奏が終えると思わず画面に向かって拍手していました。

さて、今月18日(土)14時より東大宮コミセン(東大宮駅西口徒歩3分)ホールにて、わが混声合唱団「さかなの会」が出演いたします。コミセン祭りでの出演なのですが、30分間の時間をいただいているのでたっぷりコーラスを披露させていただきますからここで宣伝です。
曲目は、「この街で」「おひさま」「五木のこもりうた」「心のひとみ」他です。
シニアの温かで素敵なコーラスを目指しています。お時間のおありの方、どうぞお越しください。

友人宅パーティにてソロ演奏!フォーレのシチリアーノ。ピアノは19世紀のベーゼンドルファーでした。

 

見沼自然公園脇の歩道に沿って彼岸花が並び、すっかり秋の風情。

 

見沼自然公園の先には田んぼの気持ち良い風景が広がっていました。