行田市の「埼玉県立さきたま史跡の博物館」へ行ってきました。さきたま古墳群がある場所です。只今、「地中からのメッセージ」という県内最新出土品展が開催されています。ただし私が出かけたのは、実はこれが目的ではなく、ここで息子が遺跡発掘調査の報告をするというので、出かけたのです。
とは言え、息子の報告を聞いたついでに館内の様々な展示品を見て回りましたが、なるほど古代からのメッセージというか、人間の連綿とした営みが感じられる興味深いものでした。出土品は、生きること、死ぬこと、食べること、それらにまつわる工夫であり、楽しみであり、闘いであり、記録であるわけで、それらにかかわった人々と現代の人間、私との時間的距離が眺めているうちに次第に縮まり、恐れ多くも握手するかのようにつながれる、そんな面白さを感じました。
今日は圧倒的な猛暑のおかげで、古墳群の見学はパスしました。
涼しくなったら、再び訪れて、古墳群や忍城などゆっくり見学したいと思います。
稲荷山古墳からの国宝「金錯銘鉄剣」
古墳群からの埴輪
近くの高澤記念館で食べたランチ「古墳カレー」