昨日は学生の部、大人の部とも無事に発表会を終えることが出来ました。出演者全員、本当に良く頑張ってくれました。
学生の生徒さんは1か月前くらいには心配だった方が多かったのです。速いところが苦手な子、ついつい暴走してしまう子、ゆっくり過ぎるテンポのままの子、いつも同じところでひっかかる子という感じでしたが、本番ではみーんながとても上手に弾けました。良かったあ!子供たちというのは本番でこれまで一番の力が発揮できるのですね。あらためて子供のしなやかな集中力に感心しました。
「ありのままで」も皆で気持ち良く歌えました。ハンドベルを途中に入れる演出をしましたが、これもバッチリ。可愛いですね。
「ありのままで」は結果的にしてみて良かったと思います。肝心のピアノ曲に集中しづらいかなと少し心配しましたが、子供たちが大好きな歌を歌うことで普段のピアノの練習において気分転換が出来たかと思います。本番でも開演寸前まで「ありのままで」のリハーサルをし、ハイテンションとなりましたが、開演後はちゃんと切り替えてくれました。
大人の部では、違った感動がありました。皆さんのもろもろのご事情を普段のレッソンで伺い、存じ上げているため、いろいろなことを乗り越えながら舞台上で頑張ってくださっているのが良くわかります。しかも皆さん上達されています。毎年手伝ってくれるスタッフからもそれを指摘され、嬉しい限りでした。
さて帰宅してホッとしてTVをつけると、羽生選手が中国の選手とぶつかって大変なことになったとか。どうするのだろうと心配していると、その後出場する決意は揺るがず、ふらつきながら演技をしているではありませんか。えーっ、凄い!けど、大丈夫なの?いやー、この死闘とも言える頑張り。凄いとしか言いようが無い。発表会で疲れきっていたところでしたが、なんだか熱いパワーをもらえた夜でした。
ただ、この件スポーツドクターがTVを見た限りでは、あの状態では試合をしてはいけないとのことだそうですね。素晴らしい若者が無事であることを祈ります。