「ヘンゼルとグレーテル」の本物

先日、BSプレミアムで、夜中ですが、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」が放映されました。ウィーン国立歌劇場の昨年11月の公演で、指揮がティーレマンです。このタイムリーな情報を当日、混声コーラス「さかなの会」の方からレッスン時に伺い、帰宅後、確認してすぐに、生徒さん方へもメール出来るかたにはお知らせしました。

先月の発表会でちょうど「ヘンゼルとグレーテル」を皆で連弾や歌で全部通し、それが楽しかったので、今回本物を見ることで、またワクワクして欲しかったのです。

私はもちろん録画して見ましたよ。一人で見て、一人で感激です。とても素晴らしい演奏、舞台、演出でした。(そりゃ、世界トップクラスの歌劇場ですから、当たり前だ。)何より、発表会で取り上げたので、話もよーくわかるし、曲も知っている曲ばかりなので懐かしく親しめるので、終わったときは一人感動の拍手でした。

さて数日して、お知らせをすることができた子どもの生徒さんに聞くと、今のところ誰も見ていません。

そうなんだ。それじゃ、今度うちでみんなで見ようかなあ。

せっかく発表会で歌ったり弾いたりした親しめる演目ですから、本物に接し、本物の凄さや楽しさを味わえるすごく良い機会であり、無料にして極上の情操教育ですよね。

オペラへの入口を提供できたことにちょっと自負しつつ、本物に接して感動する貴重な経験を逃さないようにと願っています。

…と、まだ一人感激状態であります。