先週金曜日に毎年開催される埼玉県の県展を見に近代美術館へ行ってみました。この数年続けて見に出かけています。
日本画と洋画しか見ませんでしたが、今年は力作が多いと感じられ、見ごたえがありました。とは言え絵画に対する見方は全くのシロウトで、自己流のまま対峙することしか出来ないので、直感で「わっ、いいな」とか、「よく見るとなるほど凄いな」とか、「じっくり見ていたい絵だな」とかの判断です。
気に入った絵の写真をいくつか撮ってはきたのですが、ブログに載せて良いものかわかりませんので、主催の埼玉県美術家協会へリンクしておきます。
埼玉県美術家協会
私がずっと見ていたいと思った絵は、今年の入選作の中の子牛の絵「牛舎にて」や「雑木林」やその他にもいくつかありましたが、画家の作品のコーナーでの昨年亡くなられた塗師祥一郎氏の「雪空」にはとても引きつけられました。技巧が表に出ていなく、雪空の暗さと静けさと希望のような明るさと温かさが淡々と表現されていると思いました。それぞれを鑑賞しつつ、こんな音楽が出来たなら、ピアノが弾けたならなどと思うのですが、見果てぬ夢です。