コロナニュースやら災害やらでなんだか落ち着かないままでしたが、早いものでもう8月です。私関連の予定していたコンサートや発表会等は3月以来ことごとく中止となってしまいましたが、今月20日に予定している大宮音楽家協会主催の「名曲コンサート」は開催されそうな気配です。
私はムソルグスキー作曲「展覧会の絵」の連弾バージョンの前半に出演致します。連弾版はA.Schafer, C.Tschernow というたぶんロシアの作曲家によるもので、国際楽譜ライブラリー(imslp)からダウンロードしたものです。この連弾版は原曲と順番が違っていて、曲間に挟まるプロムナードも省略されています。とは言え原曲のサウンドの厚みやリズミカルな面白さが十分に生かされた編曲で、YouTubeでは見当たらないバージョンなのですが、とても弾きごたえがあります。当日は簡単なナレーションをはさみながら、原曲通りの順番で演奏します。
「展覧会の絵」はソロでは一生手を付けなかったと思うのですが、今回を機にいろいろなソリストの演奏を聴くにつれ、何度聞いても作曲家の個性とソリストの個性である解釈が飽きないですし、聴くたびに名曲に引き込まれます。私としてはこの企画に関われてラッキーでした。
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