6月になりました。まだ関東は今日2日の時点では梅雨入り宣言はありませんが、最近雨ばかりなので、もうすぐにでもありそうです。
今月に入り、発表会の準備で忙しい毎日です。生徒の皆さんも仕上げを頑張っています。2か月くらい前は、弾けなくてどうなることか、曲を変えようかなどと思っていた生徒さんも、すらすら楽しんで弾けるようになってきました。効果的な正しい練習をすれば、弾けるようになるとわかってもらえたかな。
私はこの発表会で近くに住む友人と、ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を連弾+クラリネットのバージョンで演奏します。昨年10月に同じ友人と初めて演奏しましたが、やはり、何度か弾かないと身体に馴染んで来ないことがわかりました。今回は前より少しガーシュインに近づいてきた感触を持っています。「ラプソディ」とは自由奔放な民族色のある形式ですが、その自由奔放が難しいところですし、民族色、この場合はジャズ的なものですが、これまた感覚的に難しいところです。でも、弾いていてとても楽しい、なんといってもこの世に残された名曲の一つをこの手で摑まえ表現出来ることは幸せなことです。
生徒の皆様も、本番まであと少し、それぞれ名曲ですのでそんな幸せを練習の時間に感じていただけると嬉しいです。