魔笛公演大成功!

昨日はさいたま市プラザノースホールで平日の昼という時間帯でのコンサートでしたが、大宮音楽家協会主催による名曲コンサートは椅子が足りずに、急遽障害者用スペースにパイプ椅子を並べて対処するほどの満席となりました。65歳以上は無料との設定だったせいか、シニア層を中心に多くのかたがご来場くださいました。

私が、このコンサートのことを宣伝しようと考えていた7月始めころには、すでにチケットが足りない足りないとの声が関係者間で膨れ上がり、私の持ち分のチケットを譲ってしまい、結局私関係のお客様はお誘いできませんでした。ってなことで私関係の方々には申し訳ありませんでした。

前半は抒情歌の部で、プロ歌手によるアンサン

夜の女王と3人の侍女

ブルでした。楽屋のモニターで聴いていましたが、とてもきれいな響きと音楽でした。そして、後半はピアノ伴奏によるオペラ「魔笛」上演です。

数日前の通し練習時と当日のリハーサルで演出家による細かなアドヴァイスが入り、これでだいぶ整いました。衣装や小道具もさすがに手慣れた歌手の方々の持ち寄り品等で工夫がなされ、雰囲気バッチリでした。

私は若い時以来のオペラの伴奏でしたが、楽しかったですね。モーツァルトのオペラ音楽に生命を蘇らせてもらえたと言ったら大袈裟ですが、私なりに「魔笛」の音楽と向き合うことで、不思議な幸せ感のようなエネルギーをもらえた気がしています。そしてエネルギッシュな歌手の方たちとボランティアで作り上げる作業においても同様でした。

昨日は満席のお客様からたくさんの拍手をいただき、コンサートは成功したようでした。1度ではもったいないから、またどこかで公演しよう、との声も多く出ましたが、さて実現するかな、夢見ています。