コンペ全国大会

今年は、大人の方が一人、ピティナのコンペティションのグランミューズ部門(大人用の部門)を受けました。その方はピアノ講師の方で、私の生徒というよりはいろいろ情報交換もさせていただいている知人みたいな方なのですが、本来の師匠が遠方のため、幼子を抱えながらだとなかなか行かれないとのことで、近くの私のところへ来てくださっている方です。

なんとなんと、予選通過が目標とおっしゃっていたのですが、とんとーんと全国大会まで行ってしまいました。アーダコーダ一緒に曲を解釈したり、アドヴァイスしたりしていましたので、私も大変嬉しかったです。(曲はラヴェル「ボロディン風に」、ファリャ「恐怖の踊り」でした。)

全国大会での彼女の演奏は、残念ながら仕事と重なり聞けなかったのですが、同日、仕事が終えてからグランミューズ部門の若い方の部門(40歳までとそれ以上とに分かれている)を聞きに豊洲まで行ってきました。いやはや、凄いレヴェルの高さで面白いです。6名×15分聞きましたが、聞きながら批評したり、感動したりで飽きません。それに皆私には無い天才的「音楽脳」を持っていらっしゃる方たちで、もはやアマチュアの中の別世界的ですね。

今回は私の生徒さんは惜しくも入賞はできませんでしたが、こんなすごい刺激をもらいながら勉強を続けている彼女は本当に凄いです。ご家庭の仕事やピアノ講師の仕事を立派にこなしつつですから、これからも是非頑張って欲しいと願っています。私もがんばろー!(もちろんコンペなんて出られないけど!)