先月、左の大腸が眠れないほど痛い日が続き、病院でCT検査を受けました。結果どこも異常は無く、頭で痛みと感じているだけだと言われました。臓器の問題ではなく、環境ストレス等身体の外側の問題だと言われました。それが不思議なことに、その消化器内科の先生が気さくに私の状況を把握し理解を示しながら会話を弾ませてくださると、その直前までかなり痛かったお腹がジワーッと痛みが引くのが自分でわかったのです。あらあら本当に不思議、そんなことってあるのですね。
今日は先月いただいた薬(痛みがない時は飲まなくて良いのでほとんど飲んでいなかった)の効き具合の確認でまた病院へ。とは言え実は頭のせいだと言い聞かせているうちに早くにすっかり治ってしまっていたのです。
それは良いのですがただ、私は50歳過ぎたころから眠れない日が増え、それを年齢のせいとばかり思っていたので、眠れないことは腸にも良くないし、どうして歳をとると眠れなくなるのかそのメカニズムを知りたくて先生に聞いてみました。すると、「あなたのは歳のせいではありませんよ。神経的なことです」と。「えっ、歳のせいではない!」この会話以来私は自分を見つめなおしています。
夫が倒れたのが52歳になったところでした。そう、眠れなくなる日が増えてきたのが同じ頃です。この10数年自分では成り行きでなんとかこなしてきた日常でしたが、神経的には少なからず負担を抱えていたのだと気付かされました。
そうだよねー。もっと大変な介護を背負っていらっしゃる方に比べればと思うと私なんか好きなことが出来、子供たちや周りの方にも助けられ、なんでも無いくらいに自分に言い聞かせてしまっていたのですが、見えないところで身体は正直ですね。でもそれがわかったことは今日の大収穫でした。これからは頭の回路を大整理して大切に労わろうと思います。「最近若い人も同じような人が多いですよ。」と先生がおっしゃっていました。気をつけましょう。