1970年の万博の時は行っていないので、今回の万博は見ておこうかなくらいの気持ちで行く10日ほど前に急に2泊3日の旅行を決めました。急いで案内の本を取り寄せ、宿探しの行動に入りました。大阪の土地勘が全く無いので、宿探しに難航しました。乗り換えに結構歩く等、後からわかってはキャンセルを繰り返して結局夢洲から地下鉄1本の駅すぐ近くのホテルをなんとか確保し、入場券のみ予約して、当日朝早く家を出て新幹線で向かいました。先月末のことです。初日は12時のゲート予約で、スムーズに並ばず入場出来、目の前の大屋根リングを眺めるとふっと木の香りもして、まずはここまでは万博に来れたことをワクワクと気持ち良く実感出来たのでした。
どのパビリオンも予約する余裕なく来てしまいましたので、とりあえず予約無しで入れるコモンズ館へと向かいぐるっと歩き始め開始。いやー、万博初体験の高齢女性としては、世の中物好きな人がこんなに多いのかというのが最初の驚き。小国のスタンプ押すだけでも5~10人は待つ。待つのが嫌いでも記念に押したいから待つ。コモンズ館をいくつか周って、大屋根リングの下で休憩しながら、有名パビリオンの当日予約を取ろうとスマホと大格闘するけれど、結局どこも取れません。朝早くから入場した方たちがどんどん取ってしまうのだと現地に来て初めて気づき、多くの方々の素早さと自分の鈍くささのギャップにも驚かされました。
入場出来たパビリオン各国の展示物から、私なりに固有の歴史と未来へむけての取り組み等を受け止めつつも、とにかく暑い中歩き回った高齢女性としてはやっと涼しいパビリオンに入れた後は座りたい。けれどパビリオンの中はそう甘やかしてはくれない。結果的にこの日に印象良く楽しめたことは、モンテネグロの人工芝で寝ながら大自然の風景が見れたこと、そしてスペイン館で本場のフラメンコを椅子に座ってゆっくり間近で味わえたこと、夕方涼しい風に当たりながら大屋根リングの上をのんびり散策したことでした。
2日めは10時のゲート予約にしましたが、この日は酷暑の中30分行列してやっと入場出来ました。入場してすぐ当日予約を試みましたが、やはり考え甘い。どこも取れず、繰り返し試してやっと赤十字社館のみ取れました。あとは前日に続き予約無しで入れそうなパビリオンを楽しみました。この日の印象に残る思い出としては、ミャクミャクチュロスが予想以上に美味しかったこと、トルクメニスタン館で見た「馬に付ける装飾品」を見て、考古学的にそれを研究論文にした当時大学生だった息子の意図があまり理解出来ないままでしたが、その面白さと価値のようなものが私の中でピンとつながったこと(今頃ゴメンだけど、親としては良かった)、中国館の歴史ある展示物の力の入れよう、各国の特徴あるパビリオン外観もあらためて面白いと思いました。
旅行の開放感もあり、総じて私にとっては楽しい万博でした。また行きたいかと問われれば、また行きたいです。いろいろ社会的問題もあるとは言え、物好きとしては再度行きたいイヴェントでした。そのチャンスは私にはもう無さそうですが、万が一、億が一あれば、こんどこそ準備を早目にして行かなければ!と思います。
(撮った写真は載せきれませんがいくつか記念に載せておきます。)
















