今月の初めからショパンコンクールが始まり、1次予選、2次予選、3次予選、本選とメモを取りながらほとんどの方を聴きました。とは言え、こちらはじっくり聴き入った時間もありつつ、疲れてソファで横になりながらBGM的に聴いていたり、とりあえず流しておこうというような聴き方であったり、と極めていい加減な聞き方でしたが。
最終的な結果を知り、おおかた納得という感じを私は持っています。若き素晴らしい才能が評価されていると思いました。このコンクールに参加されたどの方も本当に素晴らしい天才ばかりで、本選に残った方ばかりでなく、どの方のコンサートも平常聴きごたえ十分なコンサートであろうと思われ、まるでバッハが1番かモーツァルトが1番かみたいな争いだったと思えました。そんな中審査も大変な作業だったと思うのですが、最終的なメダリストはコンクールと言う「総合的な基準における比較」の中でオールラウンドに突出した演奏を奏でていたと振り返ってみて納得しています。それぞれのピアニストの今後の活躍が楽しみです。
さて、コンクールはプロへの道を目指すかたの目標の一つですが、我がピアノ教室は普段の生活に潤いと楽しみをもたらすことが大きな指針です。その活力になるようにと年に1度の発表会を開催しておりますが、今年は来月16日が大人の部、30日が学生の部です。ホールが抽選でなかなか取れず、今年は大人と子供に分けての午前中の開催と致しました。どちらも大宮のレイボックホール小ホールです。ここはカワイシゲルのフルコンサートグランドピアノが使えます。つまりあのショパンコンクールで使用されたピアノと同じ!午前中のみの開催で少々慌ただしいのですが、とても楽しみです。ということで只今生徒のみなさんと頑張り中です。





